先生…大好きだよ
ドアを開けた先には息をきらしながら立っている直弥がいた。


まだスーツだった為学校から走ってきたのだろう。


また傘も持っていなかったので直弥はずぶ濡れだった。


私が黙っていると、直弥が話し出した。


「さっきのメールどういう意味?」


「……そのまんまだよ。」
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