先生…大好きだよ
「はい。唯に聞きました。それと唯に何をしたのかも。」


「そうですか。実は……」

それから俺は唯のお母さんから衝撃的な事を知った。

唯が別れようと思った本当の理由。


俺は何をやってるんだろうな。


唯のささえになりたいと思っていたのに、


逆に俺が唯にささえられている。


唯、お前と話したいことがいっぱいあるんだ。だから早く目を開けてくれ。


次の日唯のお見舞いに行くと、


ずっと眠っていた唯が目を覚ましていた。


俺は嬉しくて唯を抱きしめたが、


唯に突き放された。


そしてなぜか俺のことを覚えていなかったんだ。
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