先生…大好きだよ
記憶を無くして学校に登校しはじめてから、5日がたった。


私は今だに記憶が戻っていない。


でも先生に相談してからは深く考えないようにした。

そりゃぁ、記憶は思い出したいけど、


私は今の自分を楽しむことにしたんだ。


これから遥と一緒に先生の家に遊びに行くんだ。


私は前に何回か先生の家に行ったことあるみたいだけど、


記憶を無くしてからは初めてなので少しドキドキする。


それに先生の弟さんも仕事が終わったら来るんだよね。


初めは先生が双子って聞いたときはびっくりしたよ。

しかも遥と弟さんが付き合ってたなんて…。


「唯、そろそろ先生の家に行こうか!」


「うん。でもその前に先生の家の近くにスーパーとかあるかな?何か買ってご飯作って待ってようよ。」


「OK!じゃぁ、買い出しに行こう。」
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