先生…大好きだよ
「あっ…すいません。私記憶が無くて…。」


「うん、兄貴から聞いてる。気にすることないよ。唯ちゃんのペースでやっていけばいいんだし。あっ俺のことは和弥って呼んでね。」


「はい。」


「でももし兄貴のこと飽きたら言ってね。いいヤツ紹介してあげるからね!」


和弥さんはそう言ってウィンクをしてきた。


それを聞いてた先生はというと…


「和弥お前帰れ。」


「やだ。」


「帰れ。」


「やだね。」


「先生和弥を帰らすなら、私と唯も帰るからね!」


「くっ……、すき焼き食うぞ。」


先生は渋々席に着いたのだった。
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