先生…大好きだよ
遥が「失礼しまーす」と言って私の腕を引っ張って中に入った。


「今井と本間か。どうした?そこの椅子に座っていいぞ。」


私と遥は、椅子に座った。

「具合悪いのか?」先生がそう言うと、遥が


「違うの。唯が昨日お世話になったから、どうしてもお礼がいいたいって言うから来たんだ。」


私はギョットした。


「ちょっ、遥何言ってるの!?」私が慌ててると、笑い声が聞こえてきた。


そう、先生がお腹を抱えて笑ってるのだ。


私達の視線が感じたのか、先生が話し出した。
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