狂愛 ~二つの狂った果実~
沙戯斗「何で…文樹なんだよ…」
沙戯斗「俺を選んでくれてもいいのに…」
そんなことを思っていると目からまた涙が溢れてきた。
様子を見るためにリビングに行こうとする。
その途中の部屋から声が聞こえてくる。
蛍香「ダメだよ…家には、沙戯斗も居るしお手伝いさんも居るから…」
文樹「大丈夫だよ!!みんなに聞こえないから大丈夫だって!!」
蛍香「それでも…夜じゃないから…恥ずかしいし…」
文樹「大丈夫だよ!!沙戯斗が蛍香さんと遊んできなよって言ってくれたんだから。」
蛍香「そうなの?それでも昼にすることじゃないよ?」
文樹「貴方が…蛍香さんが誘ったんじゃないですか?」
文樹は、笑顔で言っているらしく怪しくて優しい口調であることがわかった。
廊下でこんな話を聴いてまともでいることが出来るか…
沙戯斗「殺したい…」
ついにはそんな事まで口に漏らしてしまった…
暗い感情の渦を自分ですら感じる…。
今扉の向こうには、自分の大好きな姉と唯一の親友が一線を越えている最中だった。
沙戯斗「俺を選んでくれてもいいのに…」
そんなことを思っていると目からまた涙が溢れてきた。
様子を見るためにリビングに行こうとする。
その途中の部屋から声が聞こえてくる。
蛍香「ダメだよ…家には、沙戯斗も居るしお手伝いさんも居るから…」
文樹「大丈夫だよ!!みんなに聞こえないから大丈夫だって!!」
蛍香「それでも…夜じゃないから…恥ずかしいし…」
文樹「大丈夫だよ!!沙戯斗が蛍香さんと遊んできなよって言ってくれたんだから。」
蛍香「そうなの?それでも昼にすることじゃないよ?」
文樹「貴方が…蛍香さんが誘ったんじゃないですか?」
文樹は、笑顔で言っているらしく怪しくて優しい口調であることがわかった。
廊下でこんな話を聴いてまともでいることが出来るか…
沙戯斗「殺したい…」
ついにはそんな事まで口に漏らしてしまった…
暗い感情の渦を自分ですら感じる…。
今扉の向こうには、自分の大好きな姉と唯一の親友が一線を越えている最中だった。