Tokyo Dark Side
神敵
2歩3歩と、象男が下がる。
耕介、松岡と、腕っ節自慢の相手と幾度も交戦した象男だが、ここまであからさまにダメージを負った姿を見せたのは初めてだ。
「我が信仰する神マハルーチカに、ここまで反抗するとは…愚者め…神敵に値する」
呼吸を僅かに乱しながら、呪詛にも似た言葉を吐く象男。
「貴様の勝手な信仰で、これ以上の犠牲者を出す訳にはいかん」
「犠牲者ではない。生贄だ。神マハルーチカへの神聖なる供物である」
「それが勝手な信仰だというんだ」
倉本は身を翻し。
「!!!!!!」
後ろ回し蹴り!
象男のどてっ腹に蹴りはめり込み、そのまま象男の巨体は壁を突き抜けて、階下へと転落する!
耕介、松岡と、腕っ節自慢の相手と幾度も交戦した象男だが、ここまであからさまにダメージを負った姿を見せたのは初めてだ。
「我が信仰する神マハルーチカに、ここまで反抗するとは…愚者め…神敵に値する」
呼吸を僅かに乱しながら、呪詛にも似た言葉を吐く象男。
「貴様の勝手な信仰で、これ以上の犠牲者を出す訳にはいかん」
「犠牲者ではない。生贄だ。神マハルーチカへの神聖なる供物である」
「それが勝手な信仰だというんだ」
倉本は身を翻し。
「!!!!!!」
後ろ回し蹴り!
象男のどてっ腹に蹴りはめり込み、そのまま象男の巨体は壁を突き抜けて、階下へと転落する!