Tokyo Dark Side
「さっき土下座していた時に見えたんだけど」
美奈は別の質問をする。
「カジモトくん、項の辺りに火傷の痕があるのね。どうしたの?」
「……」
怪訝な表情を浮かべるカジモト。
「それを訊いてどうするんですか?」
「別に。只の興味本位よ」
「なら答えなくてもいいですよね?」
「答えられないの?何か後ろめたい事でもあるのかしら?」
「……」
こう言われてしまうと、カジモトとしては答えざるを得ない。
「……昔、子供の頃に間違って物凄く熱いシャワーを浴びてしまって、大火傷した事があるんです…その時の痕です」
美奈は別の質問をする。
「カジモトくん、項の辺りに火傷の痕があるのね。どうしたの?」
「……」
怪訝な表情を浮かべるカジモト。
「それを訊いてどうするんですか?」
「別に。只の興味本位よ」
「なら答えなくてもいいですよね?」
「答えられないの?何か後ろめたい事でもあるのかしら?」
「……」
こう言われてしまうと、カジモトとしては答えざるを得ない。
「……昔、子供の頃に間違って物凄く熱いシャワーを浴びてしまって、大火傷した事があるんです…その時の痕です」