隣のアイツは多重人格
「はぁ〜元に戻ったあ……」

まさか、キスして戻るとは……じゃあ間嶋君の人格達は一体どれほどのキスをしたんだろう。

「お前、名前なんて言う。」

「登坂……涙歌」

「登坂か……迷惑掛けてわりぃ、あとこの事は誰にも言うな。」

そう言って再び立ち上がった。

私はいい事を思いついた。


「ねぇ。前髪切りなよ」

!?

「何言ってんだよ。人と目を合わせねぇように隠してんだぞ。」

「あなたの人格が操作されてる間私が本当の間嶋君に戻してあげるって言っても?」
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