狼少女と初恋ブルー


あっという間に、放課後が来た。3年のC組って1番端っこだよね。

「失礼します」

ドアを開けると、朝の男と他4人がそのSEVENという雑誌の話をしていた。


「おう、来たか。まぁ、座れ」
偉そうな態度に腹立ちながら、そこらへんの椅子に座った。


「あの二人はなんや?」

「えっと、二人もモデルしたいらしくて」

「そうか、座りな」

何故か、胸騒ぎがした。


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