狼少女と初恋ブルー

更衣室を開けて、再び体育館に戻った。


「おう、ぇえやんけ!ほな髪型セットするけん、取りあえず鬼島からな」

何処からか持って来た、ワックスやヘアアイロンなどがたくさんあった。 あんまり、知らないんだけど。

目の前に用意された椅子に座り、髪を捕まれた。

「へっ?」

「ぇえ髪質やな。今までで、1番ぇえわ!エステとか行くんか?彼氏のために♪」


「あたしエステなんて行かないよ。まぁ、彼氏のためなら行きたいかも///」


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