王子との甘い時間延長




爽やかに笑い


「おはようございます、私裏のマンションに住んでいる針生圭吾と申します、静香さんの声がアラームがわりだったけど最近ならないからどうしたのか」




また嫌味?

あれほど五月蝿いって言うから・・・

でもこの母のおめめハートになってるよ。



「静香さん行くんだろ?送るよ」


「静香、送って貰いなさいよ」


おずおずと見上げれば

目が・・・・


なんの罰ゲーム?



「早く、俺今日遅番なのに
静香さん送りたくてウズウズしたんだよな」



「お願いします・・・・」





後部に座ろうとドアに手をかけたけど

「静香さん前に・・・・」って
目が座ってますよ針生さん




車は軽やかに走り出した




けど





けど私には拷問でしかないです





「昨日あれほど待て、言った何故いなかった?」


「新人の私に声かけるってお門違いです。それでなくとも針生さん狙いの先輩達や生徒さんから・・・グダグダ言われる身になって欲しいですよ」


「俺の事聞いたろ?冷血針生って、それがよ、長谷川には何故か動いてしまうんだよな?今までにはかんがえられないが・・・・お前が俺の中を支配し始めてる」



な 何言うんだ?こいつ
告白?

私には彼いるんだぞ



「なあ付き合って欲しい、長谷川となら面白いなぁ考えてくれないか?」


「わ 私 付き合っている人います
ご ごめんなさい・・・・」




車から降りた



くそぅ・・・・

あぁ腹立つ


今までならいいよって
断られるって案外初めてだ

押すあるのみだ
俄然燃えた・・・・



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