王子との甘い時間延長


就業時間近づくにつれ


頻繁にため息が


出ていた


「仕事中、ため息禁止 長谷川さやんの気持ちもわからないこともないけど、針生さんはしつこいから前の彼女もそれでわかれたみたいだから、気がないならはっきりね」



「はい・・・・・」



今日最後の生徒さん見送ったころ
一人の社員が針生から預かったっていうメモを受け取った



『すまん、今日はやめだ、お前がいかに男を引き込む事が得意かをしかとみた。お前みたいな女、願い下げだ』


「まぁありがとう助かった、告白した針生さんからなのに、その気にならなくてよかった、」涙がでた



「んもう、圭吾ったら、後でどついてあげるわ、帰りなさい」



「お先に失礼します」






コートからあいつなんでそっちに?
駐車場は反対側だ

またとんずらか?


力なくへたりこんだ
「針生にしては珍しいけど、まわりが静香ちゃんをいじめる前に手を打たないと 静香ちゃん辞めると思う」


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