王子との甘い時間延長
なるべく、昼も
一緒に取るようにした

その姿を苦虫噛んだように
見つめていた社員がいた

「いつも長谷川さんなの?私も一緒にいたいのに・・・」


その日の終わりに、嘘の仕事を静香に言って、針生を丸め込んだ



駐車場にいた針生に
「静香さんから皆で飲みに行きませんか?て言われたから、針生さんもどうでしょう?」て


静香のやつ、一言もそんな事言ってなかった
今までの労をねぎらってか?
良いとこあるな?て
「どこで飲み会するんだ?」
店の場所を聞き
「遅れないように・・・」と軽やかな足取りでさって言った

俺は静香に電話した
「私知らないわよ、圭吾さんって案外モテるから、付き合って欲しいんでないの?」
じゃあってまだクラブハウスに残っていた社員に打診した

行こうと言って何故か社長もついて来た

「私は行かないから、圭吾さんを誘惑している姿は見たくない」

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