王子との甘い時間延長


ドアをノックし


「お疲れ様です、お弁当、おいておきます」



「ご苦労ですって君だれ?」


「俺 倉本創、こいつは針生圭吾」

「私「「長谷川 静香」」」


「なんで?知ってるの?朝いなかったでしょ?」


「お前な朝からうるさいんだよ、俺が寝ているのに毎日毎日毎日悲鳴あげて俺毎日大あくびだ、」


「すみません、なんで知ってるの?」


「お前のうちの真裏のマンションだ、はた迷惑って思わないのか?」


「重ね重ねすみません、今日は母が階段にバケツをおいていたんです、一段飛ばしたら、階段を踏み外したんです・・・・」



「あそこにポットある茶入れて来い」


「針生、なにもそこまでやらさなくても・・・静香ちゃんだったかな?こいつの命令聞かなくともいいからな」


「うるさい、俺の腹の虫が収まるわけないだろ?毎朝、こいつに・・・まあ顔拝めただけ良しとしよ」



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