黒と白~王子様~
..........


さっきからドキドキが止まらない


だって、だってだって!!

すぐ横に白王子が寝てるんだよ!?


やば、


寝れない


ひとり部屋だからシングルベッドしかなくて

距離がとてつもなく近い





「.....っ」


白王子の寝息が

頬をくすぐる


くすぐったい....


ちらっと王子をみてみると


「ふふっ...弥愛ちゃん、寝れないの....?」



「わ!!白、、じゃなくて夏生くん、起きてたの? 」

「ふふふっ....こんな可愛い子が隣にいてぐっすり寝れるわけないじゃん」

「え?」


白王子にそんなことゆわれると

ほんともう胸が張り裂けそうなくらい

ドキドキする


「ねえ、弥愛ちゃん?」


「ん?」

って振り向いた時


「.....っ!」

唇に

なにか温かいものが

重なった








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