ヤンデレ～禁断恋愛～

「…！○○、俺は浮気なんて…こっちを向いて話してくれさァ…」
「だから、話なんてないです。向きたくないです。顔も見たくないと言ったでしょ？元カノからのお願い。今すぐ、消えてください。」
何分か経った。
そっと足音が遠退いていって…

寂しさのあまり、私は涙を流していたのをおぼえてる…

「俺は…○○が好きでさァ！だからこっちを向いて…！」
ぐいっと強引に頬を触られた。俺様系…？そう思ったら、妙に唇が温かくなる。
「○○が何を勘違いしてるのか…ハァ。俺には分からないでさァ。俺は浮気なんかしないと、誓ったはずですしィ。あんな女を…抱きしめるような男じゃない…！」
涙が溢れ出る。私の背中にぴったりとつく彼の手がとてもいとおしく感じた。
なんだか今までのことがどうでもよくなってきたなー。
「疑ってごめ…ん。愛してる…から…！」

この日はある意味、いい思い出になりました(笑)
今では笑い話となって…


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