春恋
第2章幸せ
次の日、朝いつも通り、髪を巻いて
化粧して学校に行った。

化粧はちょっと薄めにして…。


朝、昨日の出来事を真里から聞いてる時、

亮くんからメールがきた。

「今から学校さぼって遊ばない?」

昨日のカラオケ店に二人で入った。


緊張!!!!

「昨日、貴久が咲希ちゃんの事バイクで送ったの?」

「うん!貴久から聞いたの?」

「うん。昨日電話で」

(まぢで?!貴久、あたしの気持ち、亮くんに話してないよねっ???!!!)

「貴久、何か言ってた?」

あたしは恐る恐る聞いた。


「ううん。それだけだよ。何で?」

―よかった―

「ううん。歌お~♪」


制服だったからお酒は飲めなかったけど凄い楽しかった。



幸せ。

―ただ好きな人が
隣にいてくれるだけで―

―隣で笑ってくれてるだけで―

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