春恋
公園に行ったら土がついたカバンと携帯があった


貴久はそれを土をはらって、あたしにくれた。


「はい。」


「ありがと…。」


「帰るか。家まで送る。」


貴久はあたしの家まで送ってくれた


「ありがとう。送ってくれて。熱大丈夫?」


「咲希…ごめん……」


バタッ―


貴久が倒れた―。



「貴久!!!!!!貴久~!!」


あたしはお母さんを呼びに家に戻った


そしたら偶然、お姉ちゃんと遊さんがうちに帰ってきていて、4人がかりで貴久をあたしの部屋まで運んだ



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