先生の彼女です。
「咲っ!」



翔琉の顔を見た瞬間涙が溢れた




「咲のばか!」


柑菜の顔は涙でぐちゃぐちゃ





「ごめ、なさい…ハァハァ」




「落ち着いて、深呼吸だよ」





もう泥だらけの背中をさすってくれる翔琉のおかげでだんだんと痛みも治まってきた





「ハァ……ハァ………」





「咲、なんでこんなとこにいるの?」




柑菜がまだ流れる涙を拭いながら聞いた










< 105 / 175 >

この作品をシェア

pagetop