先生の彼女です。
「んッ……」



目を開けると冷たいフローリングに横になっていた



目の前には真っ赤な血が見える





ズキズキと痛むおでこを触れてみると指が真っ赤になった





「……ぅあッ…グスンヒック」




知らない間に涙が溢れてきた


泣き止まなきゃ……


怒られるよッ




そんなら焦りからか呼吸が苦しい




「ヒックハァ…ハァハァヒック」



はやく……


とまれ



とまれ



とまれッ






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