先生の彼女です。
「ケホケホッ…え?」



もわもわっと心臓に嫌な感じが広がる




「ケホッ…ん!」




咳をもう一度すると今度は鷲掴みにされたように痛い





「ハァハァッ…いっ…」






なにこれ……



痛いよっ





あまりの痛さに涙が溢れる






また意識が朦朧としてきたところでドアが開く音がした




「咲具合ど……咲?」



「ハァハァッか、けるっ」




「どうした?痛い?」





「んハァ」





「ゆっくり深呼吸して。大丈夫だから」






そうやって翔琉は背中をさすってくれる








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