先生の彼女です。

一通り家のことも明日の用意も終わって俺もベッドに入った




明日学校か…


咲に何もないことを願いながら目を瞑った







夜中の2時頃



モゾモゾという音と、少し荒い呼吸音で目が覚めた




隣を見ると布団の中でモゴモゴ動いている咲




「咲。さーき」



「ｹﾎｹﾎｯ…ﾊｧ…ﾊｧ……」





布団をめくると汗びっしょりで心臓を抑えている



「痛い？」



こくん と頷いた咲



「1回起きようか」




体をゆっくり起き上がらせて膝の上にのせると一気にガクンと力を抜いて俺に寄りかかってきた



「変な夢みた？」



また小さく頷いた咲





「大丈夫…大丈夫」




背中をさすっていると呼吸が落ち着いた




「大丈夫……な」



「…ﾊｧ………ﾊｧ…」



俺の胸に顔を埋めて泣き出した咲