先生の彼女です。
「泣かないで。ね?」



「ッ…うんっ!」





私の右手をつかんだ柑菜ちゃんの表情は今まで見た中で1番輝いていた






「あ、ねぇねぇ。柑菜って呼んでもいい?」



「うん、もちろん!」



「じゃあ、私のことも咲って呼んでね!」




「うん!」







一気に不安のから抜け出して安心感のせいか涙が溢れた



それは柑菜も同じみたいで


最後は2人で目を合わせて笑った









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