One Heart
「これ6番じゃん~。期待はずれ…」

実鈴と隣だと思ったら、かなり遠い席だった。


「えーー何それぇ…(泣)お守り効果なかったね。…ん??6番…ってあれ?」

「どしたの?」

「星輝くんと隣の席じゃんかぁ!」


と実鈴が、今まで聞いた中で一番でかい声で叫んだ。


そのせいで、皆が一斉に私たちの方を向き、クラス中の注目をあびてしまった。

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