チェロ弾きの上司。
プロローグ
あたしたちのそれは、
ベッドの縁に腰掛け、
彼があたしを後ろから抱きしめることで始まる。
あったかくて、
ドキドキして、
幸せで、
これからもっと幸せになれるんだって期待できて、
実をいうと、頂点より好きなひとときだったりする。
彼があたしの頭に頬をすり寄せてくる。
好きだって気持ちが伝わってきて、これだけで身体の芯がきゅうっとなる。
好きな人からこんな風にされるのって、なんて幸せなんだろう。
そして、
髪の毛にキスされ
耳にキスされ
首筋にキスされる。
柔らかい唇の感触と
部屋に響くリップ音が
あたしの官能を呼び覚ましていく。
たまらず、甘いため息を漏らすと、
彼が小さく笑った気配がした。
ベッドの縁に腰掛け、
彼があたしを後ろから抱きしめることで始まる。
あったかくて、
ドキドキして、
幸せで、
これからもっと幸せになれるんだって期待できて、
実をいうと、頂点より好きなひとときだったりする。
彼があたしの頭に頬をすり寄せてくる。
好きだって気持ちが伝わってきて、これだけで身体の芯がきゅうっとなる。
好きな人からこんな風にされるのって、なんて幸せなんだろう。
そして、
髪の毛にキスされ
耳にキスされ
首筋にキスされる。
柔らかい唇の感触と
部屋に響くリップ音が
あたしの官能を呼び覚ましていく。
たまらず、甘いため息を漏らすと、
彼が小さく笑った気配がした。
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