チェロ弾きの上司。
チェロ弾きの上司との夏

やば。
コンマスかっこよすぎて鼻血出そう。

あたし、望月雅(もちづき みやび)は、ただいま市民オーケストラ(略してオケ)の練習でヴァイオリン弾いております。

オケのリーダーであるコンサートマスター、略してコンマス、ざっくり言うと、ヴァイオリンが一番上手い人の後ろというおいしい席。

うちのオケのコンマスは、20代後半の、超上手くて、かっこいい男性。
イケメンがかっこよくヴァイオリンを弾く姿の破壊力といったら、半端ない。
後ろから見ているだけで鼻血出そうなんだから、正面から見た日には卒倒するかもしれない。
(実際、昔、パガニーニってヴァイオリニスト&作曲家のコンサートでは若い女性の失神者が続出したらしい。)

そのコンマスは、三神圭太郎さん。
あたしが9歳から通い始めたヴァイオリン教室に通っていらっしゃった。
2つ歳上なだけなのに、その頃からとても素敵にヴァイオリンを弾いていらっしゃった憧れの方。
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