それでも、意地悪な君が好き。
言ってしまった後に後悔が押し寄せる。
バカだ。
あたしは大バカものだ……
もっと違う事言えたでしょうが…
お菓子食べる?
とか
一緒に勉強しない?
とか………
さすがにびっくりしたのか
目を見開いて固まるハル。
「な、なんてね
小さい頃に入ったきりだったから…
久しぶりだなぁーとか
でも…き、気にしないで」
精一杯の誤魔化しも
ハルに通じていれば良いけど…
それよりも
早くこの場から立ち去りたい。