それでも、意地悪な君が好き。
「こいよ」
グイッと掴まれる腕
えっ!?
「ハ、ハル!?」
抵抗する間もなく
あたしは半ば強引にハルの部屋へと連れ込まれてしまった。
パニックになりながら部屋を見渡すと
ハルの部屋は綺麗に片付いていて
黒でまとめられた家具はお洒落な空間を作っていた。
しかしそんな部屋をゆっくりと見る暇もなく…
掴まれた腕を離されたと思ったら
あたしはハルにベットの上で押し倒されていた。
何?
なんなのこれ