それでも、意地悪な君が好き。






そんな異常な環境にも慣れたあたし達。




「じゃあ今日もお邪魔しようかな…」



って言ってもやっぱりあたしは毎回緊張してしまう。


誰も居ない家で晴人と二人きりなんて…

考えただけで顔が熱くなる。




ハルはというと…

そんな日は決まって外出している。

きっとどこかで遊び歩いてるんだろう。






「じゃあ決まりね

何か食べたい物ある?

香織が好きな物作ってあげるよ」








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