それでも、意地悪な君が好き。






「超タイプなんだけど…

ねぇ遊ばない?」




またかよ~

面倒だな…




「ごめんなさい。
急いでるんで…」





「じゃあさ、とりあえず番号だけ教えてよ」




しつこいなぁ。

たまにこういう厄介な人もいるんだよなぁ。








えっ!?





歩む道を塞がれ腕を引っ張られた。




「あの…
離して下さい」




どうしよう。

振りほどけないほど強い力に困惑する。






「何それ鈴?

近くで見せてよ」








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