それでも、意地悪な君が好き。
朝にした晴人との約束があった為、
夕食をごちそうになりに来てはみたけれど…
お昼休み中、
偶然見てしまったハルの生徒手帳。
その間に挟まっていた
晴人にあげたはずのクローバーのしおり。
なぜハルが持っていたんだろう…
そして、
どうしてあんな必死に隠そうとしていたのだろうか…
そんな事ばかりが頭の中をグルグルと駆け巡っていて
色々な物事が手につかなかった。
ハルに対する複雑な思い。
楽しみだった晴人のお家にもモヤモヤした気持ちのまま来てしまった。