優しい君は
「仁花ちゃん、学校はどうだった?」



「楽しかったよ、『花枝さん』」



私がそうゆうとふふふっと笑い。




「私の娘もね、仁花ちゃんと同い年なのよ!って昨日も言ったわね」



そう呟く。



「うん、前も聞いたよ、花枝さん」




私もそう呟きながら、ーーー花枝さんのベットの横の椅子に座る。
< 11 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop