優しい君は
相槌をうって私は708号室から急いで出た。
泣いてしまいそうだったんだ、
『記憶が止まってしまった』お母さんとこれ以上話すのは。
病室から出てしばらく、ドアの前で動けなくなっいた。
ここは個室ばかりだからあまり人が通ることがない。
私は、それをいいことに涙を溜めて
泣いてしまいそうだったんだ、
『記憶が止まってしまった』お母さんとこれ以上話すのは。
病室から出てしばらく、ドアの前で動けなくなっいた。
ここは個室ばかりだからあまり人が通ることがない。
私は、それをいいことに涙を溜めて