優しい君は

はっとした後、


また不安そうな彼女に返事をした


「はぁ、俺の降参、いいよ、今日だけいってあげる。バラされたら色々嫌だからね」


彼女は俺の言葉を聞き、顔をふにゃりと笑わせた。
そして俺の腕をつかみブンブン振る


「よかった!!!よかったー!!!ありがとう!!!城谷くん!!!」


元気よく笑って突然腕を離した彼女はスマホを取り出し素早く文字を打ち始めた
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