さくらの花が舞う頃に




宮下くんだ。



ってそんなことよりも………




「え!?吉澤先生、彼女いるの!?」



顔面蒼白となった女子たちが宮下くんに詰め寄る。



だけど、宮下くんは涼しい顔でこう言い放ったのだ。




「それがいるんだよなー。

水川先生っていう美人の彼女が」





ズキッと胸が痛むのを感じた。



わかってたことだけど、やっぱり口に出されると辛い。




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