さくらの花が舞う頃に




あの指切りは、なんだったの?

  

考えているうちに涙が溢れてきた。



こんなとこで泣いちゃだめ。



ここは学校だよ。



我慢しなくちゃ。



だけど、次から次へと溢れてくる涙を止めることはできなかった。



その日から私は決めた。



友達なんてもう二度と作らない。



表では仲良くしてても、裏では悪口を言っているに決まってる。



夢愛のように…………











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