大人の恋は波乱だらけ!?
もしかして……、1つの答えが浮かぶ。
その答えを否定して欲しくて私は友輝に話し掛けた。
「その人の名前って……」
「ん?新條 昴だけど」
「っ……!!」
友輝の言葉に目の前が真っ白になった。
彼が絶賛する“いい人”は私にとって“最低な人”だったのだから絶望するなって言う方が無理な話だ。
特徴も年齢も名前も一緒ってなると、どう考えても別人である可能性は低い。
違うと信じたいけど……友輝も新條さんに騙されているうちの1人なんだ。
そう思うと胸が苦しくなる。
今すぐ彼の正体を明かして注意する様に友輝に言いたい。
だけど……。
「本当にいい人なんだよ!
相談とかも乗ってくれてさ~」
すっかりと“いい人”だと信じきっている友輝にとてもじゃないけど言えない。
言える訳がない。
グッと下唇をかみながら俯く。
私はどうすればいいの?
答えなんて浮かぶはずもなく、私は友輝の話を黙ったまま聞いていた。
「多分、お前の悩みも解決してくれるだろうから1度会って見ろよ!」
「え……?」
「お前を他の男に紹介するのは嫌だけどよ……昴さんなら大丈夫だからよ!」
「……信頼してるんだね」
「勿論!」
ニカッと笑う友輝に『機会があれば』と曖昧な返事をしながら2人で話を続けた。
その答えを否定して欲しくて私は友輝に話し掛けた。
「その人の名前って……」
「ん?新條 昴だけど」
「っ……!!」
友輝の言葉に目の前が真っ白になった。
彼が絶賛する“いい人”は私にとって“最低な人”だったのだから絶望するなって言う方が無理な話だ。
特徴も年齢も名前も一緒ってなると、どう考えても別人である可能性は低い。
違うと信じたいけど……友輝も新條さんに騙されているうちの1人なんだ。
そう思うと胸が苦しくなる。
今すぐ彼の正体を明かして注意する様に友輝に言いたい。
だけど……。
「本当にいい人なんだよ!
相談とかも乗ってくれてさ~」
すっかりと“いい人”だと信じきっている友輝にとてもじゃないけど言えない。
言える訳がない。
グッと下唇をかみながら俯く。
私はどうすればいいの?
答えなんて浮かぶはずもなく、私は友輝の話を黙ったまま聞いていた。
「多分、お前の悩みも解決してくれるだろうから1度会って見ろよ!」
「え……?」
「お前を他の男に紹介するのは嫌だけどよ……昴さんなら大丈夫だからよ!」
「……信頼してるんだね」
「勿論!」
ニカッと笑う友輝に『機会があれば』と曖昧な返事をしながら2人で話を続けた。