大人の恋は波乱だらけ!?
愛した貴方と……
-2年後-
「ねぇ!知ってる!?
桜木 葉月の新作!【2人を繋ぐ小さな嘘】って小説!!」
「知ってる知ってる!今日発売でしょ!あったあった!!」
本屋さんに寄れば聞こえてきたそんな会話。
沢山の人が行き交うその空間で私は1人微笑んでいた。
「自分の本がお店に並ぶって……。
ドキドキして未だに慣れないよ……」
ポツリと呟いていれば持っていたスマホが小刻みに震えていた。
電話の相手も見ずに耳へと当てる。
「もしもし」
『もしもしじゃないだろう?打合せの時間過ぎてるぞ』
「え?あっ!!今行きますから!!」
急いで電話を切って本屋さんを飛び出す。
向かったのは通い慣れた会社だった。
「ねぇ!知ってる!?
桜木 葉月の新作!【2人を繋ぐ小さな嘘】って小説!!」
「知ってる知ってる!今日発売でしょ!あったあった!!」
本屋さんに寄れば聞こえてきたそんな会話。
沢山の人が行き交うその空間で私は1人微笑んでいた。
「自分の本がお店に並ぶって……。
ドキドキして未だに慣れないよ……」
ポツリと呟いていれば持っていたスマホが小刻みに震えていた。
電話の相手も見ずに耳へと当てる。
「もしもし」
『もしもしじゃないだろう?打合せの時間過ぎてるぞ』
「え?あっ!!今行きますから!!」
急いで電話を切って本屋さんを飛び出す。
向かったのは通い慣れた会社だった。