大人の恋は波乱だらけ!?
「何でお前……お前……コイツの事好きなんだろーが!?
だったらどうして……」
「好きだから身を引くまでです」
「……言ってる事が矛盾だらけ……」
昴さんが鼻で笑う。
仁さんはそんな昴さんを見ながらフッと頬を緩めた。
「葉月には本当に好きな人と幸せになって欲しい。
彼女が必要としているのは……俺じゃないんですよ」
「何言って……付き合ってんだろ?」
「あれ?言ってませんでしたっけ?
もう……とっくにフラれていますよ。
プロポーズも断られたしね、それもこれも……どっかの誰かさんのせいでしょ?」
仁さんはクスッと笑うとすぐに昴さんの胸ぐらから手を離した。
「来てよかったでしょ?」
「……お前……」
「葉月、良かったな、願いが叶って」
「……はい、仁さんのお蔭です」
「願い……?」
「葉月は今井さんたちが結婚する前にもう1度貴方に会って欲しいと願っていたんです。
出来る事なら祝福の言葉を贈って欲しいと」
本当に仁さんには敵わない。
何度も『後悔してないか?』って確認してきたし……。
彼には嘘なんてつけないな……。
だったらどうして……」
「好きだから身を引くまでです」
「……言ってる事が矛盾だらけ……」
昴さんが鼻で笑う。
仁さんはそんな昴さんを見ながらフッと頬を緩めた。
「葉月には本当に好きな人と幸せになって欲しい。
彼女が必要としているのは……俺じゃないんですよ」
「何言って……付き合ってんだろ?」
「あれ?言ってませんでしたっけ?
もう……とっくにフラれていますよ。
プロポーズも断られたしね、それもこれも……どっかの誰かさんのせいでしょ?」
仁さんはクスッと笑うとすぐに昴さんの胸ぐらから手を離した。
「来てよかったでしょ?」
「……お前……」
「葉月、良かったな、願いが叶って」
「……はい、仁さんのお蔭です」
「願い……?」
「葉月は今井さんたちが結婚する前にもう1度貴方に会って欲しいと願っていたんです。
出来る事なら祝福の言葉を贈って欲しいと」
本当に仁さんには敵わない。
何度も『後悔してないか?』って確認してきたし……。
彼には嘘なんてつけないな……。