ヤンキー少女は……乙女ちゃん!?
はぁ。只今の時刻午後1時、逢来さん。帰る気がサラサラありません。
①追い出す
②何故出ていかないか問いかける
③ご飯を差し出す
…絶対に②だ。
①は、絶対に成功しない。
③は一番嫌だ。
よし。
「なぁ、質問終わったんだろう、どうして私の家から出ていかない?」
「嘘抜きで3つ答えていただけませんか?そしたら私達は帰ります」
來輝が真剣に聞いてきた。
「絶対だな?」
「はい。その代わり穂香さんも嘘抜きでお願いします。」
「あぁ。」
「貴方は何者で、何を隠しているのですか?それと、過去を教えてください。」
まぁ、来ると思っていた。
樹羅との会話でもぼろが出ていたしね
まあ、仕方ないか。