貴方を好きで何が悪い!
「まじか、じゃあ今回のも・・・ノー・・勉」
「それはしなかったよ、少し心配でほんの少しだけ勉強したの」中野くんはその私の言葉を聞いた後に沙羅に少し威張ってみせた。「それでも、夏奇に負けたんだよね」その瞬間から中野くんは一気に暗くなった。
これで私、夏奇と彼、中野くんの決闘の幕が閉じた。

それからというもの中野くんはずっと、夏奇の脳の仕組みについて5週間ほど考えていた。
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