貴方を好きで何が悪い!
「みんな、すまん、今日はあんま気が乗らねぇ・・・」
その口調は前と比べると別人だが、声は三ヶ月前に聞いた声は、白神そのものだった。
「オイ、夏奇か?お前、白神 夏奇か?」と俺は分かりきったことをヤンキーがいるのに空気も読まず、訊ねてしまった。


「中野・・蓮くん!?」私は思わず彼の名を口にしてしまった。
「なんでいるんだよ!!失せろ!」
(ダメ、私は、変わると決めたのに、だから美華月軍に入った。でも、蓮くんに会ったら戻ってしまう。このままじゃダメ!!)


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