大好きと言わせて!

「あのほんと!ま、間違って!間違ってきてきちゃって!あ、もーどしよぉ。」

こんなんじゃ、頼まれてたお酒も買いに行けないし、一旦戻るしかないし、、、恥ずかしいし!!

結構時間たってるから茜達怒るかな。。


いや、寝てそうだな。


まあ、とりあえずあんまり長居できないし、、おいとましよう。

なんか、いろいろ急に冷静になってきたし。(諦めにたどり着いた)

「すいません、なんかほんと色々すいませんでした。またもし何かあれはご連絡します。」


「ん、本当にごめんね。それと良ければ送るよ?今、真夜中だし心配。」

「そそそ!そこまでしてもらうわけには!!大丈夫です!買うものもあるので!!ほんと!」

慌てて、これです!と楓達の書いたリストを見せた。

「セーラー服で、いくの?」



………そうだ、さっき一旦帰ろうとおもってたんだった。

いや、セーラー服では、いかないです。大次さん。。はい。


「一旦、引き返して買いに行こうかと。。」

「じゃあやっぱり送るよ。乗って?」


そういうと、大次さんはなれた手つきで助手席へ私を誘導した。
< 13 / 94 >

この作品をシェア

pagetop