SECRET COCKTAIL


















「ねぇ、雅君。今までの私の支払い、お兄ちゃんの付けって嘘だったの?」

「穂積、あのヤロ、余計な事を・・・」

「意味は雅君に聞けって言ってたけど、どういう事?」

「・・・特に意味はない」

「もう私に嘘はつかないって言ったよね?」

「・・・・・」

「雅君?」




「・・・惚れた女の分位、俺が払いたかったんだよ」




「え・・・」






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