星 と 君 と 歌 と -番外編
こーちゃんの耳は

右に3つあいてる。

けど、あたしは

1度もあけたことはなかった。




「へ?

んなもん知ってるけど?」



「え…?」



なんか、言ってる事が

めちゃくちゃな気がする…。



「じゃぁ、どうして…?」



「んなもん決まってるじゃん!

俺があけるの♪」




なにもかもが、突然で


驚いたりすることが多いけど


幸せになることもいっぱいだった。




バイクの後ろで

彼の背中を見て願った。




ずっと、一緒に居ようね。


…愛してるよ、こーちゃん。




言葉に出さないで


ちゃんと、伝わりましたか?



-END-
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