その手をぎゅっと、離さないで
☆
体育祭当日。
今日の天気は見事に快晴。
今年の学年種目は騎馬戦。
それは私たちのチームが快勝。
そろそろリレーだ…。
「っしゃー!
桜華頑張れよな!」
「アンカーって緊張するなぁ…」
「一走よりましだぞ!
とゆうか桜華は大丈夫だろ!?
大会とかアンカー走ってるから」
体育祭とかみんなに見られてるしすっごいプレッシャーかかるんですけど…。
チームの人数も多いし。
「手借せ」
「ん?まぁ、はい」
光輝に向かって手を出した。
「指震えてんじゃねーかよっ」
「だって緊張が…」
もし抜かされたりしたら先輩達の目が痛い…。
先輩に聞いた話では、過去にもそういうことがあったらしい。
怖い…。
嫌だ…。
「これで大丈夫」
「え?何したの?」
手を握られただけだけど…。
これがなにかおまじない?
「ほら、手握られただけで今ちょっと緊張が
ほぐれただろ?」
「あ、ほんとだ
…ありがとう!!」
「よし、行ってらっしゃい!」
体育祭当日。
今日の天気は見事に快晴。
今年の学年種目は騎馬戦。
それは私たちのチームが快勝。
そろそろリレーだ…。
「っしゃー!
桜華頑張れよな!」
「アンカーって緊張するなぁ…」
「一走よりましだぞ!
とゆうか桜華は大丈夫だろ!?
大会とかアンカー走ってるから」
体育祭とかみんなに見られてるしすっごいプレッシャーかかるんですけど…。
チームの人数も多いし。
「手借せ」
「ん?まぁ、はい」
光輝に向かって手を出した。
「指震えてんじゃねーかよっ」
「だって緊張が…」
もし抜かされたりしたら先輩達の目が痛い…。
先輩に聞いた話では、過去にもそういうことがあったらしい。
怖い…。
嫌だ…。
「これで大丈夫」
「え?何したの?」
手を握られただけだけど…。
これがなにかおまじない?
「ほら、手握られただけで今ちょっと緊張が
ほぐれただろ?」
「あ、ほんとだ
…ありがとう!!」
「よし、行ってらっしゃい!」