その手をぎゅっと、離さないで
☆
「胸を張り、社会へと旅立つ日」
「今日、卒業します!」
今日は卒業式。
私たちの学年は留年生なしで卒業できる。
なんだか少し誇らしいな。
私の斜め後ろには光輝。
今までありがとうね…。
感謝の気持ちでいっぱいだよ。
大学の合格発表の日。
私はその前夜、全く眠れなかった。
ことはなくて、不思議なくらいにぐっすり眠れた。
そして早朝に家を出、大学へ。
紙を張り出されるなり、一喜一憂している。
人が多すぎてあまり見れないので最後らへんに行くことにした。
ここまで一人で来た。
もし落ちていたら皆は私に対してどんな顔をしたらいいかわからないだろう。
人が空いたので前へ向かった。
『えっと私の番号は…』
どこだ…どこだ…。
『あ!』
『『あった!!』』
『『え!?』』
こ、光輝…!?
なんでここに…?
合格して嬉しいのと光輝に会えてと、涙が止まらなかった。
結局、光輝と電車で戻ってケーキを奢ってもらった。
「胸を張り、社会へと旅立つ日」
「今日、卒業します!」
今日は卒業式。
私たちの学年は留年生なしで卒業できる。
なんだか少し誇らしいな。
私の斜め後ろには光輝。
今までありがとうね…。
感謝の気持ちでいっぱいだよ。
大学の合格発表の日。
私はその前夜、全く眠れなかった。
ことはなくて、不思議なくらいにぐっすり眠れた。
そして早朝に家を出、大学へ。
紙を張り出されるなり、一喜一憂している。
人が多すぎてあまり見れないので最後らへんに行くことにした。
ここまで一人で来た。
もし落ちていたら皆は私に対してどんな顔をしたらいいかわからないだろう。
人が空いたので前へ向かった。
『えっと私の番号は…』
どこだ…どこだ…。
『あ!』
『『あった!!』』
『『え!?』』
こ、光輝…!?
なんでここに…?
合格して嬉しいのと光輝に会えてと、涙が止まらなかった。
結局、光輝と電車で戻ってケーキを奢ってもらった。