その手をぎゅっと、離さないで
イジメ
☆
――――――時が経ちもう12月…
雪はまだ降ってないが寒い。
今年は例年に比べて寒い年なんだとか。
それより…愛花姫からのイジメ?はだんだんエスカレート。
こないだなんか突然…
『桜華ぁ~。臭いから廊下歩かないでくれ
る?あ、あと長野さんもぉ~。においう
つっちゃーう。やだわぁ~』
『あかりん!あたし同じクラスなんだけど!
ガチふ~ゆかぁ~い』
休み時間、稚菜と本を読んでいるといきなり愛花姫のグループがやってきた。
愛花姫はリーダー的存在だから愛花姫の言うことは絶対。
愛花姫グループの4人のうち2人とは同じクラス。
2人はいっけん仲のいい親友同士に見えるが、実は、裏では嫌いあっている。
あとは中学時代仲の良かった子でわたしのところにきた。
私は前このグループの中にいたから…
よくわかります。
本に集中してるふりをしているけど…
前の席の稚菜は愛花姫らを睨んでいる。
『稚菜ちゃん、なぁにぃ~?
私のこと睨んでんの?』
『この世にこんなブサイクな顔の人がいるん
だなって。ついつい関心しちゃった。』
……えっ!?
稚菜が男子に対しての態度と同じ。
これは稚菜が本気でキレてる時だ。
――――――時が経ちもう12月…
雪はまだ降ってないが寒い。
今年は例年に比べて寒い年なんだとか。
それより…愛花姫からのイジメ?はだんだんエスカレート。
こないだなんか突然…
『桜華ぁ~。臭いから廊下歩かないでくれ
る?あ、あと長野さんもぉ~。においう
つっちゃーう。やだわぁ~』
『あかりん!あたし同じクラスなんだけど!
ガチふ~ゆかぁ~い』
休み時間、稚菜と本を読んでいるといきなり愛花姫のグループがやってきた。
愛花姫はリーダー的存在だから愛花姫の言うことは絶対。
愛花姫グループの4人のうち2人とは同じクラス。
2人はいっけん仲のいい親友同士に見えるが、実は、裏では嫌いあっている。
あとは中学時代仲の良かった子でわたしのところにきた。
私は前このグループの中にいたから…
よくわかります。
本に集中してるふりをしているけど…
前の席の稚菜は愛花姫らを睨んでいる。
『稚菜ちゃん、なぁにぃ~?
私のこと睨んでんの?』
『この世にこんなブサイクな顔の人がいるん
だなって。ついつい関心しちゃった。』
……えっ!?
稚菜が男子に対しての態度と同じ。
これは稚菜が本気でキレてる時だ。