その手をぎゅっと、離さないで
☆
「稚菜~!!
部活の一環で雪かきしなきゃいけないから
今日は早く行かなきゃ行けないから今日は
一緒に行けない。ごめん!帰りはいつもの
場所で待ち合わせで!」
「わかった。待ってるね~。」
あと1週間で冬休み!
初雪が降ったあの日から2.3日間で雪がたくさん降った。
部活も室内錬が中心だし…
雪かきなんて外で鍛えれるビッグチャンス!
急いで部室へ向かった。
すると声をかけられた。
「おい柳下。まじで調子のんなってぇ」
――――――愛花姫だ。
「同じクラスとかまじ迷惑~!
学校くんな~。とりゃっ!」
「いたッ!!!」
陸上部の部室に行くにはテニスコートの隣を通らなければならない。
だけどなんで?
いつもコートに顔を出すのが遅い愛花姫たちがもういる。
愛花姫と同じクラスの子が雪玉を投げてきた。
今日の雪は氷に近いくらいカチカチ。
だからものすごくいたい。
「アハハ~!今日は長野と一緒にいないん
だぁ~。まぁあんな性格悪いヤツと一緒に
いるお前もどぉかと思うよ~?」
……………………
「どうしちゃったのぉ~?
あ、やっぱり桜華も長野のこと性格悪だと
思ってんだぁ!」
「…いい加減にして!
私のことを言うのはいいけど稚菜はまきこ
まないでよ!」
「稚菜~!!
部活の一環で雪かきしなきゃいけないから
今日は早く行かなきゃ行けないから今日は
一緒に行けない。ごめん!帰りはいつもの
場所で待ち合わせで!」
「わかった。待ってるね~。」
あと1週間で冬休み!
初雪が降ったあの日から2.3日間で雪がたくさん降った。
部活も室内錬が中心だし…
雪かきなんて外で鍛えれるビッグチャンス!
急いで部室へ向かった。
すると声をかけられた。
「おい柳下。まじで調子のんなってぇ」
――――――愛花姫だ。
「同じクラスとかまじ迷惑~!
学校くんな~。とりゃっ!」
「いたッ!!!」
陸上部の部室に行くにはテニスコートの隣を通らなければならない。
だけどなんで?
いつもコートに顔を出すのが遅い愛花姫たちがもういる。
愛花姫と同じクラスの子が雪玉を投げてきた。
今日の雪は氷に近いくらいカチカチ。
だからものすごくいたい。
「アハハ~!今日は長野と一緒にいないん
だぁ~。まぁあんな性格悪いヤツと一緒に
いるお前もどぉかと思うよ~?」
……………………
「どうしちゃったのぉ~?
あ、やっぱり桜華も長野のこと性格悪だと
思ってんだぁ!」
「…いい加減にして!
私のことを言うのはいいけど稚菜はまきこ
まないでよ!」